児童扶養手当とは
児童扶養手当:ひとり親家庭(離婚、未婚、死別)やそれに準ずる家庭に支給されます。
支給額の基準
- 前年度の所得
- 扶養する子供の人数
- 同居家族(パートナー)の有無や所得
自動扶養手当を多くもらう為の方法
- 所得の把握や調整を行う
- 同居家族の所得にも注意する
- 申請や更新もれなどに注意
所得控除
児童扶養手当は前年度の所得に応じて、全額、一部、支給停止が決められます。
所得控除:基礎控除、社会保険料控除、生命保険料控除、地震保険料控除、扶養控除、ひとり親・寡婦控除などがあります。
私も控除額を増やすために生命保険控除を利用しています。
これらの所得控除は「所得金額」から一定の金額を差し引く事ができる為控除漏れや申請漏れが無いように注意して下さい。また副業やアルバイトがある場合も、経費などをきちんと計上することで課税所得を抑えられます。
iDeco(個人型確定拠出年金)で所得控除
iDecoには所得控除という児童扶養手当との共通点があり、うまく利用すると所得を下げる事ができ児童扶養手当を大幅に増やす方法があります。
iDecoの仕組み
- iDeco(個人型確定拠出年金)とは
自身で積み立てる年金制度の事です。毎月お金を積み立て60歳以降に年金や一時金として受け取ります。
- 積立て金額
月5,000円〜最大68,000円(職業により上限あり)
- 運用方法
投資信託、定期預金、保険など自身で自分に合ったものを選びます。
- 受け取り方法
原則60歳以降(年金または一時金)
iDecoを使ったイメージ
例
ひとり親で所得金額が児童扶養手当の一部支給のラインギリギリの場合
iDecoに月1万円かけたとして12ヶ月で12万円拠出することができ、年12万円所得を下げる事ができます。(控除)
また、同様所得制限ラインを下回り、「満額支給」になる事も可能です。
私もその方法で所得制限ラインを下回り満額支給をいただける事になりとても助かっています。
IDecoメリットとデメリット
メリット
- 掛け金金額が控除され、税負担が減る
- 所得が下がり、支給額アップの可能性がある
- 自分名義の年金を増やせる
デメリット
- 60歳まで引き出せない
- 掛金は自己負担
- 運用で損をするリスクがある
- 手数料がかかる
対策として、60歳まで引き出せないので、無理のない金額で行う。
運用で損をしたくない方は「定額預金型」「元本保障型」を選ぶとリスクを抑える事ができますが、その分ふえにくくなります。
まとめ
以上、私が活用している児童扶養手当を増やす方法でした。
iDecoや生命保険控除もかける金額が高額になればその分控除額を増やす事ができ児童扶養手当の支給額を増やす事ができますが、
毎月の生活費にい余裕がない、近いうちに大きな出費等がある場合は注意が必要になります。
